聖書って名前は知ってるけど、読んだことはない。
そんな方がほとんどだと思います。
そして多くの方は、聖書はキリスト教という宗教の本であると思っている。
しかし、実際には違います。
聖書には、生きていて辛い時、苦しい時、悲しい時、
助けになる言葉がたくさん溢れている
まさに「人生の道しるべ」とも言える本です。
私は、キリスト教徒ではありません。教会にも通っていません。
聖書研究者でもなければ、牧師でも神父でもありません。
キリスト教を広めることなどおろか、むしろ西洋キリスト教という宗教こそが、
世界に争いと分断をもたらしているとすら感じます。
なぜならば、実際にはイエス・キリストは真逆のことを教えていたからです。
私は、小学生の頃に大きな病気をしました。
両親は共働きでなかなか見舞いに来れない時も、祖母は毎日見舞いに来てくれました。
そして毎日、リビングバイブル(読みやすくした聖書)を朗読してくれていたのです。
当時の私は、正直恥ずかしくてたまりませんでした。
同じ病棟の子どもたちにも聞かれるし、先生や看護師にも聞かれるからです。
しかし、その時には理解できなかった言葉や行動も、
大人になり、改めて聖書を読み返した時、目が開かれる思いがしたのです。
聖書は分厚い本ですが、一貫してイエス・キリストという人物にフォーカスしています。
そのキリストが、現代を生き、現実社会の中で揉まれ、苦しむ私たちに大いに関係があるということ
そして日本で生きる私たちこそ、聖書が語ることばの真意を理解できるのだということが
このブログを通して少しでも誰かに伝われば幸いです。