母なる大地

著者コラム

最新作のアバター3が上映しているということで

話を追いかけるためにアバター2を見た(1はすでに視聴済み)

細かいストーリーとか設定云々は置いておいて

自然そのものに畏敬の念を抱く先住民(アバター)たちと

金になるなら人のものでもぶん取ろうという地球人たち

そしてそれに対して、

なんてひどい奴らだと憤る我々は同じことを過去の歴史でしてきたという皮肉。

もっといえばこんな映画作っているけど、あなたがた(米)が一番ひどいことしてきたじゃないですか。。

という言葉は胸の奥にしまいつつ。

映像としてとても刺激的な作品でした。(絶対最新作も見るど)

アバターの世界では、エイワと呼ばれる母なる木があり

その木を中心に全てのものが神経のような形で繋がっていて

様々なコミュニケーションを取ったりして

惑星全体が大きな一つの生命体として機能していることになっています。

どうしてもそういうのって

自然そのものにも神をみる汎神論的なイメージが強いけど、

かなりキリスト教的でもあると個人的に思うんですよね。

例えば、カインとアベルの話で

兄のカインが弟アベルを嫉妬で殺してしまった時、神さまがこう呼びかけます。

声がする。あなたの弟の血が、その大地から私に向かって叫んでいる。

創世記4:10

これってすごくアバターの世界観に近いですよね。

そして、日本人の感覚にも近いと思います。

人(アダム)は土(アダマ)から生まれて、死ぬ時は再び土(アダマ)に還る。

キリスト教って「一神教」とか「絶対神」みたいな

マッチョな感じで印象づけられがちだけど、

もっと繊細で、緻密なイメージだと個人的には思うのです。

TG

著者プロフィール
ゴトウトモナリ
この記事を書いた人

1999年生まれ。東京生まれ育ち。祖母の影響でクリスチャンになる。大学3年の時、洗礼を受ける。しかし、型にハマった教会文化と美辞麗句ばかりの言動に違和感を覚え、やむなく教会を離脱。それ以後、ぼっちクリスチャンとして歩む。現在はサラリーマン。世の中には迎合できず、教会からも排斥された同胞たちを誇りに感じる日々。

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