-はじめに- 主の祈り
天にまします我らの父よ
願わくは御名をあがめさせたまえ
御国を来たらせたまえ
御心の天になるごとく地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく
我らの罪をも赦したまえ
我らを試みにあわせず
悪より救い出したまえ
国と力と栄えとは
限りなく汝のものなればなり
アーメン
-本日の聖書箇所-
創世記5〜8章
-所感-
エノクについて
創世記5章では、アダムの息子セツ〜ノアまでの系図が示されている。
その中で、エノクという人物だけは、不思議な記述である。
エノクは神と共に歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。(創5:24)
系図の他の人は全員死んでるのに、エノクだけは携挙1されている。
しかし、不思議なことにこのエノクについて、聖書の他の箇所ではびっくりするほど何も語らない。
こんな重要人物なのに、さらっと登場させて終わりかよ。
と思いきや
正統派キリスト教会の中では偽書とされる「エノク書」なるものがあるらしいじゃないか。
しかも、驚くなかれ、
ユダの手紙14-15節はまるまるエノク書からの引用であるという。
アダムから七代目のエノクも、彼らについて預言してこう言っています。
「見よ。主は千万の聖徒を引き連れて来られる。すべての者にさばきを行い、不敬虔な者たちの、神を恐れずに犯した行為のいっさいと、また神を恐れない罪人どもが主に言い逆らった無礼のいっさいとについて、彼らを罪に定めるためである。」
ユダの手紙14-15節
一方、引用元のエノク書では、
9 And behold! He cometh with ten thousands of His holy ones to execute
judgement upon all, And to destroy all the ungodly: And to convict all flesh Of all the works of their ungodliness which they have ungodly committed, And of all the hard things which ungodly sinners have spoken against Him.”直訳:
9 そして見よ、彼はその幾万もの聖なる者たちと共に来られる。すべての者に対して裁きを行うために。そしてすべての不敬虔な者たちを滅ぼすために。またすべての肉なる者を有罪とするために、彼らが不敬虔にも行ったそのすべての不敬虔な業について、さらに不敬虔な罪人たちが彼に逆らって語った、すべての頑なな言葉について。
エノク書 1:9
まんま引用しているのである。
詳しく読みたい人はリンク2をどうぞ。
初期キリスト教徒や初期教父の間ではかなり読まれたらしく、
評価もかなり高かったらしい。3
その後、キリスト教が宗教として組織化する中で、
「偽典」として外されていったらしい。
ほんと、現代でも言えることだが
「教科書」とか「正しい歴史」なんてのは、
後の人間が都合よく書き換えたものだということがよーーくわかる。
聖書だってご多分に漏れず、
改ざん、脚色、偽造のオンパレードであるが、
真実を求め続ければ必ずキリストに辿り着くのである。
アーメン
ノアの方舟と現代の船舶工学
方舟は神がノアに作り方を指示して作らせた。
14 あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。箱舟に部屋を作り、内と外とを木のやにで塗りなさい。
15 それを次のようにして造りなさい。箱舟の長さは三百キュビト。その幅は五十キュビト。その高さは三十キュビト。
16 箱舟に天窓を作り、上部から一キュビト以内にそれを仕上げなさい。また、箱舟の戸口をその側面に設け、一階と二階と三階にそれを作りなさい。
創世記6:14-16
よく聞く話だけど、これって現代の船舶工学からしてもかなり合理的らしい。
完全に専門外のため、検証はできませんが、
一応Geminiにも聞いてみた。
以下、彼(Gemini)の回答
旧約聖書に記された「ノアの箱舟」の設計図(創世記6章)を、現代の船舶工学の視点で分析すると、**「航行ではなく、生存(安定性)に特化した極めて合理的な設計」**と言えます。
主なポイントを以下の3つの観点で解説します。
1. 黄金の比率(安定性)
箱舟の寸法比率は 300:50:30(長さ:幅:高さ)、つまり 6:1:0.6 です。
復元性: この「幅広」な比率は、現代の大型貨物船やタンカーの比率と酷似しています。荒波の中でも転覆しにくく、傾いても元に戻ろうとする力(復元力)が非常に強く働きます。
目的: 推進力(エンジンや帆)を持たない「浮き箱(バッジ)」として、ただ浮いているための最適な比率です。
2. 構造的限界(素材とサイズ)
1キュビトを約45cm〜50cmと換算すると、全長は約135m〜150mに達します。
木造船の限界: 船舶工学上、木造船の全長は約100mが限界とされています。これを超えると、波のうねりによって船体が歪む「ホギング(中央部が浮き上がる)」や「サギング(中央部が沈む)」という現象に耐えられず、浸水や損壊のリスクが激増します。
補足: 19世紀の巨大木造船「ワイオミング号(全長約100m)」も、波による歪みと浸水に悩まされました。150mを木造で実現するには、内部に高度なトラス構造や、記述にある「木のやに(天然のアスファルトやピッチ)」による徹底した防水・接合が不可欠です。
3. 内部構造と居住性
三階建ての階層: 重い動物や食料を下に、軽いものを上に配置することで重心を下げ、さらなる安定性を確保できます。
天窓(採光と換気): 「上部から1キュビト」の窓は、波の浸入を防ぎつつ、排出される二酸化炭素や家畜のアンモニアを効率よく逃がすための高所換気システムとして機能します。
側面の戸口: 構造的には弱点(開口部)になりますが、大型動物の搬入には必須です。
結論
現代工学から見れば、**「自力航行を捨て、荒天時の安定性に全振りした巨大な浮き倉庫」**です。木材という材料の強度的な限界を除けば、その寸法比率は驚くほど理にかなっています。
ただ浮くことのみに全振りした超合理的な船だったらしい(笑)
夢を運ぶね(方舟)、ノア!

船という漢字
しかも、余談だけど
船という漢字は、舟に八に口と書く。
方舟に乗ったのは、
ノアとその3人の息子(セム、ハム、ヤペテ)とそれぞれの奥さんだから
計8人である。
中国では人を口という単位で数えるらしい。4
まあ日本でも「人口」というし。
つまり、船という漢字は、船に8人が乗るというところから来ているのだ。
中国まで、景教という形で、キリスト教が入ってきていたことを考えると不思議ではないが、
歴史は繋がっているのだなとつくづく感じさせられる。
-終わりに- 使徒信条の告白
我(われ)は、天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我は、その独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、
三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、
全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこ(天)より来たりて、
生ける者と死にたる者とをさばきたまわん。
我は、聖霊を信ず。
聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだのよみがえり、永遠のいのちを信ず。
アーメン
-聞き流し讃美-
- 生きたまま天に挙げられること。信徒たちの希望とされる。黙示録で預言されている大患難が来る直前に携挙が来る説と患難の後にくる説で、議論が絶えない。 ↩︎
- https://ia800903.us.archive.org/25/items/TheCompleteBookOfEnochStandardEnglishVersionJayWinter/The%20Complete%20Book%20of%20Enoch%2C%20Standard%20English%20Version%20-%20Jay%20Winter.pdf ↩︎
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8E%E3%82%AF%E6%9B%B8 ↩︎
- https://www.1chinese.com/ala/6593/#%E8%88%B9-chu%C3%A1n-%E3%81%AE%E8%AA%9E%E6%BA%90 ↩︎
