2026/01/28:光は闇に打ち勝たなかった

聖書エッセンス
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今日の聖句:ヨハネの福音書 1章5節

原語:καὶ τὸ φῶς ἐν τῇ σκοτίᾳ φαίνει, καὶ ἡ σκοτία αὐτὸ οὐ κατέλαβεν.

逐語訳: そして、その光はその暗闇の中で輝いている、そしてその暗闇はそれを悟らなかった打ち勝たなかった)。

解釈ポイント

この聖句の鍵となるのは、「カテラベン(κατέλαβεν)」という動詞の二重の意味です。

  1. 知的理解: 暗闇(罪の中にある世界)は、光であるキリストの本質を理解できなかった。
  2. 物理的制圧: 暗闇は、光を「捕らえる(抑え込む)」ことができなかった。

キリストとの結びつき

ここでの「光」は、

受肉される前の、そして受肉されたロゴス(キリスト)

を指しています。

キリストの十字架は、

一見すると暗闇が光を飲み込んだ敗北の瞬間に見えます。

しかし実際には、

暗闇は光を「カテラベン(制圧)」できず、

復活の朝に光が完全に勝利しました。

キリストは単なる「良い教え」ではなく、

「存在そのものが暗闇に浸食されない光」

として提示されています。

私たちが絶望(暗闇)の中にいる時でも、

光が「輝いている(現在形)」という事実は、

キリストの救いの力が今も継続していることを保証しています。

訳文の比較

新改訳2017:「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」

新共同訳:「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」

新改訳は「制圧・勝利」の文脈を、新共同訳は「理解」の文脈を強調しています。

しかし、原語のニュアンスを汲み取るならば、

「闇は光を理解できず、それゆえに光を制御(消去)することもできなかった」

という両義的な理解が最も深く、

キリストの圧倒的な超越性を示しています。

著者プロフィール
ともなり
この記事を書いた人

✞ 26歳、牡牛座、A型
✞ MBTI:INFJ-T(提唱者)
✞ 愛読書:聖書
✞ 信条:
 「キリストを信じることは、日本人としてのあり方を捨てることではない。むしろ日本人としてのルーツに向き合うことである。」

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