オマエはもう錆びている

3.5
哲学・考え方
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今回の本は…

「趣味力」/秋元康 (著) です。

この本、古本屋で

ふと気になって買ったんです。

それも何年も前に。

いまさらになって読みました。

なるべく濃い一日

秋元康さんは、

もちろん言わずと知れた

超有名人です。

作詞したり、音楽作ったり、映画監督したり、

もはや何のことをしている人なのか

あんまりよくわからないくらいに

多種多様な活動をしている方ですよね。

自他ともに認める

「仕事=趣味」みたいな

この方が、

陶芸にハマってしまった。

そんな本です。

いつかやろうは一生やらない

経験上、

  • いつかやろう
  • 準備ができたらやろう

とか思ったことで、

実際に動き出せたことは一度もありません。

高校の時、バンドをやっていました。

ギターの練習を重ねて、

完璧に弾けるようになってから

ライブに出てみよう

とか、

コードを全部押さえられるようになってから、

オリジナル曲を書いてみよう

とか、

そうしているうちに、

どんどん楽しく無くなって

今ではギターをやらなくなってしまいました。

今では、とてももったいなかったな

と思っています。

何がもったいないかといえば、

「これをやりたい!!!」

というパッション(熱量)が失われてしまったことです。

そうならないためにも

やりたいと思ったら、今すぐにやってみる!

楽しくなかったら、すぐ辞めればいいだけのことです。

習い事をしていたら、途中で飽きても「頑張って続けなさい」と言われた。

しかし、大人になったら、途中で投げだせばいいのである。(…)

途中でやめることは少しも恥ずかしいことではない。(…)

人生、もうやりたくないことをやっている時間はないのである。

本書より引用

心が錆びている

「やりたいことがありません」

という人も多いことでしょう。

わかります、その気持ち。

ボクも大人になるにつれて、

どんどんやりたいことが

なくなってきてしまっています。

So here I go
ああ、もうウンザリだよ
still scratching around in the same old hole
毎日同じことを繰り返しているだけ
My body feels young but my mind is very old
身体はまだ若いはずなのに、 心はすっかりさびちまったよ。

Oasis – Half The World Away

そんな時は、

意外なことをしてみよう。

本屋に行ったら、普段は絶対に見ない棚を見よう。

そして1冊買ってみよう

いつも行く店で、1回も頼んだことない料理を頼もう

帰りの電車で一駅前で降りて、

普段とは違う帰り道で帰ってみよう

スマホは見ずに、周りの景色を見ながら帰ろう。

そうやって、少しずつ

「自分」を広げてみよう。

出世より、自分が納得のいく人生

社会人を3年ほどやってみて、

自分は出世するタイプの人間

ではないことを悟ってきた。

お金をモチベーションにして、

嫌なことを頑張れるほど、

有能な人間ではないのである

でも、自分の興味の幅を広げて、

色々なチャレンジをしてみて、

夢中になれるものを探して、

いきいきした人生を見つけることは、

できそうな気がするのである。

それが、自分の納得する人生なのだ。

仕事のことも忘れ、家族のことも忘れ、時間が経つのも気づかない。

趣味を始めるなら、それくらい夢中になれるものに出会いたい。

本書より引用
著者プロフィール
この記事を書いた人

♞ 26歳、牡牛座、A型
♞ MBTI:INFJ-T(提唱者)
♞ 愛読書はバイブル
♞ モットー
 「広く、浅く、テキトーに」

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